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顎関節症

顎関節症は自律神経失調症の症状の一つですが、顎関節症が原因で自律神経失調症になってしまうこともあります。

ここでは原因や対策について解説していきます。

顎関節症と自律神経失調症は併発しやすい

顎関節症顎関節症とは、顎が痛い・口が大きく開けられない・顎が鳴るなどの症状が出る慢性的な疾患です。若い女性に多い症状として知られていますが、自律神経失調症とも関係の深い症状の一つです。

噛み合わせの悪さや、そこからくる脳への緊張などが原因と言われているようです。逆に、自律神経失調症から顎関節症を患ってしまうケースもあります。

顎関節は頭蓋骨と関節をなしているので、顎関節にゆがみがある状態でものを噛むと、頭蓋骨にゆがみが伝達され頭蓋骨までゆがませてしまう可能性があるからです。頭蓋骨のゆがみはやがて脳神経にも影響を及ぼしますから、自律神経失調症やうつ病などを発症してしまうことがある、というメカニズムです。

顎関節症は自分では気づかない人も多く、慢性化しやすいのが怖いところです。

しかし、そのままにしておくと顎周辺だけでなく体全体に影響を及ぼします。

「顎でものを噛む」という力は、人間の体が出せる力の中で一番強いとも言われているほどです。顎の骨がゆがんだままで生活を続けていると、体全体にゆがみが出て様々な不快症状を引き起こす原因となってしまいます

肩こり・首のこり・耳鳴り・めまい・頭痛・不眠・視野が狭くなる・吐き気・内臓機能低下なども顎関節症と関わりの深い症状です。

顎関節症チェック

  • 顎を大きく開けた時、左右どちらかが開けにくいと感じる
  • 鏡を見ながら顎を大きく開け、ゆっくり閉じてみる。その時、顎が左右に揺れている
  • 顎を開けたり閉じたりする時、カチッと音がする
  • 鏡を見ながら大きく舌を出してみる。すると、舌がまっすぐ出ていない。(少しでもカーブしてしまうなら、顎関節を支える筋肉にゆがみがある可能性がある)
  • 左右の目のラインと口角のラインが平行でない
  • 口を開閉する時に顎が痛い

もしも上記の項目に一つでも当てはまるものがあったら、早めに専門医に相談することをおすすめします。特に痛みがある場合は要注意です。

顎関節症の改善法・栄養素

顎関節症の方におすすめの栄養素は、すり減った関節円板(軟骨の一種)の成分を補う「コンドロイチン」「グルコサミン」などです。

グルコサミンンは、アミノ酸と糖が結びついてできたアミノ酸の一種です。軟骨組織を作るのに必要な栄養素で、軟骨の主成分プロテオグリカンを作りだす原料となります。軟骨そのものを強化し、すり減った軟骨の修復・再生を促進する働きがあるといわれています。顎関節症などの関節痛の緩和・炎症の抑制にも効果的です。

コンドロイチンは、細胞同士をつなぐムコ多糖類のひとつ。こちらもプロテオグリカンを構成する成分です。軟骨の水分を維持して弾力性を与え、関節を支えるクッションとしての役割をはたしています。軟骨の破壊を抑制する効果もあるようです。

グルコサミンやコンドロイチンは、オクラや山芋・納豆・めかぶなどの粘りを含む食品に多く含まれます。

ふかひれ・うなぎ・干しエビ・鶏の手羽先・鶏皮などにも含まれているので、毎日の食事の中に一品摂り入れるように心がけてみましょう。

これらの栄養を摂ることに加え、口を大きく開けない・硬い食べ物を控える・くいしばらない・良い姿勢を保つ・左右の歯で同時に噛む・リラクゼーションを心がける、などのセルフケアも大切です。

しかしながら、顎関節のゆがみが大きい場合は、やはり専門医による治療・アドバイスを受けるようおすすめします。症状がひどくなる前に治療をはじめるのが賢明です。

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