ドライアイ(目の乾き)の症状も、自律神経失調症の症状の一つです。目の疲れだけでなく、心の疲れもドライアイの原因になることがあります。
ドライアイというと、パソコンやスマホの見過ぎなどによる目の使い過ぎが原因という印象が強いですが、実は自律神経失調症になってしまった場合にも起こり得る症状です。
通常、私たちの目は常に少量の涙が出ていて目の表面を覆っています。この「涙を出す」という働きは副交感神経がコントロールしています。しかし、自律神経失調症になると副交感神経の働きが低下してしまうため、涙が出にくくなってドライアイの症状が出てきてしまうのです。
また、目が乾くだけでなく、突然意味もなく涙が出ることもあります。これは自律神経が低下した反動で、いきなり副交感神経が優位になることがあるからです。
涙が不足している状態を自律神経がなんとか解消しようとするためだといわれています。
ちなみに、涙には二種類あります。
普段目を覆っている涙には、目を細菌から守るために「リゾチーム」という酵素が含まれています。
一方、感情が高ぶった時にボロボロと流れ落ちる涙には、ストレスで生じた有害物質である「コルチゾール」が含まれています。ストレスを受けたことによって体内に有害物質が発生すると、それを体の外に出そうとして涙が沢山流れるのです。
つまり、ストレスを受けた時は泣くことによって体の外に有害物質を出すことができる、ということです。
辛い時や悲しい時、「泣いてスッキリした」という経験をしたことがある方は多いと思いますが、実は涙を流すことには本当にデトックス効果があったというわけです。
自律神経失調症が原因のドライアイの場合、ストレスを溜め込まないことや、しっかり眠って目と心を休めることが一番です。
また、首が凝り固まっているとドライアイになりやすいので、首を大きくゆっくり、たくさん回すようにすると症状が軽くなってくるようです。
ストレスが多いとドライアイになりやすいので、時には我慢しないで泣く・涙を流すというのもおすすめです。
栄養素では、次のような成分がおすすめです。目の健康を守ってくれる栄養素を含む食品を積極的に摂ると良いでしょう。
つらい症状、どうしたらいいの?
自律神経失調症の原因は主にストレスと言われています。人一倍頑張ってしまった結果、つらい症状に悩まされる病気です。
ストレスを受けた心と体には休養が一番大切なのですが、なかなかまとまった休みを取るのも難しいこともあります。
もう駄目だと思ったら迷わず病院に行ってください。しかし、そういった症状に飲まれるサプリがあることはご存じでしょうか。
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