自律神経失調症の治し方のすべて

自律神経失調症を改善するために

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下痢・腹痛

緊張や不安、悩みによって下痢や腹痛を起こす場合は、自律神経失調症が原因かもしれません。自律神経失調症が引き起こす下痢の仕組み、その改善方法を紹介します。

自律神経が乱れると出てくる症状~下痢~

  • 会議や試験の前になるとお腹が痛くなってしまう
  • 不安や悩みがあると下痢をしてしまう
  • 食べ過ぎや飲みすぎでもなく、変なものを食べたわけではないのに下痢をしてしまう

このような場合は、自律神経失調症による症状だと考えられます。

自律神経失調症のおもな症状として、下痢や便秘になる人が多いのですが、便秘は交感神経が優位になったとき、下痢は副交感神経が優位になったときに起こるといわれています。

通常、大腸は、副交感神経が優位になっているときに活発に働くためです。しかし、ストレスなどの影響で自律神経が乱れると、交感神経優位の状態でも大腸の働きが活発になりすぎることがあります。

 

ストレスが続くと自己防衛反応が働く

下痢画像ストレスによって交感神経が優位な状態が続くと便秘になることが多いのですが、そのままでは体の負担が重くなると脳が判断し、自己防衛反応によって一気に副交感神経優位に切り替えることによって、下痢になるともいわれています。

この場合、ストレスにさらされている状態には変わらないので、交感神経優位になって再び便秘になり、便秘がしばらく続くとまた下痢になってしまいます。自律神経失調症の場合、このように、便秘と下痢を繰り返す人も少なくありません

また、自律神経失調症になると、血流が悪くなります。血流が悪くなることで体が冷え、下痢が引き起こされるというケースもあります。

 

自律神経失調症の下痢の改善方法

まずはストレスを取り除くこと。副交感神経を優位にするために、体をリラックスさせたり血流をよくして冷えを取るのも有効です。

しばらく下痢が続くような場合は、食事にも注意しましょう。冷たいものや炭酸、辛いもの、アルコール、油分の多いものなどは、腸を刺激してしまうので控えましょう。

一度にたくさんの量を食べ過ぎると腸に負担をかけてしまうので、少しずつ数回にわけて食べるようにします。下痢の時でも野菜はしっかり摂りたい食材ですが、ゴボウやサツマイモなどの繊維質のものは避け、温野菜やスープなど、温かいものを食べて、体を冷やさないようにしましょう。

オススメの栄養素~食事編~

下痢の時はナトリウムが失われがちです。ナトリウムは血圧の調整や、栄養素を運ぶ働き、また神経の情報伝達などを担っていますから、失われていくと体も心もどんどんしんどくなってしまいます。逆にとりすぎもいけないので、過剰に摂取する必要はありませんが、1日あたり5~10gを目安に摂取をオススメします。

ナトリウムが多く含まれる食品は、佃煮・漬物・練り物・ハムなどの加工品が多め。食事にプラスしてとるという形が主流になラインナップです。

もし少し食べ過ぎてしまったとおもう時はカリウムや食物繊維をとりましょう。カリウムと食物繊維は余ったナトリウムを体の外に排出するサポートをしてくれます。野菜や果物キノコに多くふくまれているので一緒に摂取してみてくださいね。

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