自律神経失調症の治し方のすべて

自律神経失調症を改善するために

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睡眠をしっかりとる

自律神経失調症の原因の一つに、睡眠不足や生活のリズムの乱れが挙げられます。
そこで、ここでは自律神経失調症の予防や改善のため、良い睡眠のとり方についてご紹介したいと思います。

自律神経失調症と睡眠の関係について

ライトとベッド

私たち人間(動物)の体は、夜に眠り、太陽の出ている昼間に起きて活動するようにできています。野生動物のように、日の出とともに起きて日が沈むと同時に眠る、というサイクルが本当は体にとっては最も自然な生活リズムなのかもしれません。

そこまで極端でなくても、「夜23時までに就寝するのが望ましい」という話は、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
自律神経を整えるためには、十分な睡眠時間を確保することと、本来の生活リズムにあわせた睡眠をとることがとても重要なのです。

簡単に言えば「早寝早起き」の習慣が自律神経を整えるのに最適な習慣ということです。

しかし、現代社会では夜遅くまで仕事をしなければいけない方も多いですし、人によっては昼間に眠って夜間に仕事をしなければいけないケースもあるでしょう。こういった環境下にある方は、自律神経が乱れやすいので意識して睡眠の質を良くするように心がけることが大切です。

良質な睡眠をとるための対策

自律神経を整えるため、睡眠時間を早めたり(寝つきを良くする)、睡眠の質を上げる工夫をしてみましょう。

寝る前にお風呂に入る

スムーズに睡眠するのに適したタイミングは、体温が徐々に下がっていく時です。眠る前にお風呂に入って体をあたためると、ベッドに入るころには体温が少しずつ下がっていくタイミングになるのでよく眠れます。
睡眠時間を早めたい場合、少し早い時間にお風呂に入るようにすると眠りに入りやすいです。
ポイントは、熱すぎないお湯に浸かることです。熱いお風呂は交感神経を優位にしてしまうので逆効果になることがあります。

光に気を付けてみる

寝室の蛍光灯の色にも気を使ってみましょう。

人間の体は、昼間の太陽の光を浴びると交感神経が働くようにできています。昼間の太陽の光は無色透明ですから、この色に近いパソコンの光や白っぽい蛍光灯を付けていると交感神経を刺激してしまいます。

一方、夕方の太陽の光のようなオレンジ色の光は副交感神経を働かせ、気分をリラックスさせる作用をもっています。
この作用を利用して、体をリラックスモードにしましょう。
寝室の照明(電球)をオレンジがかった温かみのある光にしたり、寝る前にテレビやパソコンをつけないように気を付けるだけでも入眠がスムーズになることがあります。

起きる時間を少しずつ早める

夜なかなか眠れないという人は、起きる時間を少しずつ早くしていくのも手です。ポイントは、10分早く起きる→15分早く起きる、などと少しずつ時間を早めていくことです。起きる時間が早くなると、夜眠くなる時間も早くなるので、夜更かしのクセも治りやすくなります。

眠れない時も焦らないこと

早く寝ようと思って布団の中に入ったのに、なかなか眠れない!という時もあるかもしれません。一度身についた生活リズムはそう簡単に変えることはできないものです。ここで「眠らなくては」と焦ってしまうと、逆に交感神経を優位にさせてしまうので、ますます眠れなくなってしまいます。
眠れない時は、目をつぶって横になっているだけでもOKです。それだけでも体を休めることにはなっているので、焦らずゆったりした気持ちで眠りに落ちるのを待ちましょう。

日中太陽の光を浴びる

自律神経失調症の方は、昼間の太陽の光を浴びることもとても大切です。昼の太陽の光を適量浴びると、夜眠りやすくなる効果があります。
太陽の光が目から入ると、脳が「今は昼間だ」という認識をします。すると、そこから12~15時間後に、脳内にメラトニンというホルモンが流れます。
メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれており、体を休息に適した状態にしてくれるものです。夜寝るタイミングでメラトニンを出すためには、昼間に日光を浴びておくことがとても重要なのです。(ガラス越しではなく、屋外に出て日光を浴びるほうが効果的)

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