自律神経失調症の治し方のすべて

自律神経失調症を改善するために

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自律神経調整薬

自律神経失調症の治療薬として、まずはじめに処方されるのが自律神経調整薬です。交感神経と副交感神経のバランスを整える作用があります。効き目が穏やかなので、副作用が少ないというメリットがあります。

自律神経を整える作用のある自律神経調整薬とは

自律神経調整薬は、その名の通り自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを整える薬です。

体質的に自律神経が乱れやすい人(本態性自律神経失調症。交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできず、子どものころからめまいや立ちくらみなどの症状が見られる)、症状が軽い人、抗不安薬では副作用が強すぎるという人、精神的な症状があまり見られない人に処方されます。

自律神経をつかさどっている脳の視床下部に働きかけて、交感神経と副交感神経のバランスを調整。効き目が穏やかで、副作用としては眠気が出る程度ですが、人によっては食欲不振や胸やけ、めまいなどの症状が現れることもあります。

即効性がないので劇的な変化は見られませんが、薬による副作用が気になる人、慢性的に気持ちが不安定という人にはフィットするようです。

ゆっくりじわじわと効いてくる薬で比較的副作用が少なく、長期間の服用も可能ですが、2週間以上服用しても効果が見られない場合は、薬を変えたり抗不安薬の投与などの検討も必要になります。

 

おもな自律神経調整薬の種類

グランダキシン(トフィソパム)

  • 1日の服用量:150mg
  • 特徴:交感神経が優位に働くことによって生じる肩こりや頭痛、手足の冷えを緩和・改善する作用がある。倦怠感や発汗などの全身症状にも効果がある
  • 副作用:眠気やふらつきなど

ハイゼット(γ-オリザノール)

  • 1日の服用量:30~75mg
  • 特徴:腸管の作用を改善。頭痛や肩こりにも効果あり。不安や緊張をやわらげてくれる。更年期の冷え、のぼせ、発汗異常の緩和・改善にも
  • 副作用:あまりみられない

ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)

  • 1日の服用量:――
  • 特徴:頭痛や低血圧、立ちくらみに有効
  • 副作用:眠気やふらつきなどが起こることがある
 
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