自律神経失調症の治し方のすべて

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病院での治療方法

薬物、理学、心理など、病院で行われる自律神経失調症の治療方法について紹介しています。

病院での自律神経失調症の治療方法

病院で行われる自律神経失調症の治療には、薬物療法、理学療法、心理療法などがあります。

病院での治療は薬物療法がメイン。おもに自律神経調整薬や抗不安薬、自律神経末梢作用薬、睡眠導入剤などの薬を用いります。

頭痛やめまい、イライラ、動悸、不眠、食欲不振などの症状がある場合、そうしたつらい症状を緩和させることからはじまります。こうした症状を放置しておくと、さらにストレスがたまり、症状が悪化するというケースが考えられるからです。

こうした悪循環を断ち切るために、まずは薬で症状を和らげることが必要とされています。

■薬物療法の副作用について

薬物療法というと副作用が気になるところですが、自律神経失調症に限らずどんな薬でも副作用はあります。

医師は、その人の症状や体質、病歴、薬の特性を考慮して薬を処方してくれているので、医師の指示通りに服用することが重要です。勝手に量を減らしたり増やしたり、薬を飲むのをやめてしまったりすると、症状が改善されなかったり、場合によっては悪化してしまうこともあるので自己判断はいけません

 

理学療法が自律神経失調症に与える効果

病院での自律神経失調症の治療方法理学療法は、指圧やマッサージ、鍼灸、温熱療法など、東洋医学に基づいた治療方法。体をほぐしてリラックスさせ、症状を和らげます

自律神経失調症の症状として、肩こりや腰痛、頭痛、手足のしびれなどを訴える人も少なくありません。このような場合、指圧やマッサージで筋肉をほぐしたり血行をよくしたりすることによって、こうした症状が解消されていきます。

指圧やマッサージなどの刺激は「β‐エンドルフィン」という、幸福感や快楽感が得られるホルモン物質が分泌されます。指圧やマッサージを「気持ちいい」と感じるのは、こうしたホルモン物質によるもの。

つまり、指圧やマッサージは、身体をほぐすだけでなく心にも癒しの効果を与えてくれるのです。

 

心理療法は症状や性格に合った治療法を選択する

心理療法には、カウンセリング、行動療法、認知行動療法など、多くの治療方法があります。

カウンセリングは、医師との対話の中から、自律神経失調症になった原因やどうすれば克服できるかを、患者自身に気づかせて不安や緊張を解消させるもの。

行動療法は、不安や緊張が強い場合、そうした症状の原因となっていることに少しずつ慣れていくという方法。たとえば、電車に乗るとパニック障害を起こしてしまう人に、電車に乗ること自体を慣れるようにしていきます。

認知行動療法は、ものごとの受け止め方や考え方のゆがみを解消し、柔軟性のある考え方に変えていく方法です。

心理療法にはたくさんの種類がありますが、その人の症状、性格、思考、生活環境などを考慮して、もっとも適した方法を選択することが重要です。

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