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柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

自律神経失調症に効果があるといわれている漢方薬、柴胡竜骨牡蛎湯。その特徴や生薬の特性、効果のある症状などを紹介しています。

【柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の目次】

 

柴胡加竜骨牡蛎湯の自律神経への薬効

神経の高揚を鎮めて心身の状態をよくする作用のある漢方薬。不安感や不眠、イライラ、頭痛、肩こりなどの症状に有効です。高血圧や動脈硬化に付随する諸症状、神経症、不眠、動悸、性的機能の低下、肋骨下部が張ったり胸の苦しさがある人にも。

竜骨は、もとはマンモスなどの古代哺乳生物の化石を使用していましたが、現在では、ゾウ、サイ、ウマ、ウシやシカなどの化石を使用しています。主成分は牡蛎同様、炭酸カルシウムです。

柴胡(さいこ)、竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)、黄ごん(おうごん)、大黄(だいおう)、半夏(はんげ)、人参(にんじん)、茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいじゅ)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)の11種類の生薬が配合されています。

比較的体力のある人に処方されます。胃腸の弱い人、下痢を起こしやすい人、身体が虚弱な人は慎重に使用するようにしましょう。

 

生薬としての特性

  • 柴胡…ほてりやのぼせなど、体の炎症や機能の亢進状態を鎮める
  • 竜骨…精神安定に作用し、気分を落ち着かせる
  • 牡蛎…精神安定に作用し、気分を落ち着かせる
  • 黄ごん…ほてりやのぼせなど、体の炎症や機能の亢進状態を鎮める
  • 大黄…便通をよくして体内の熱を冷ます。自律神経を調整
  • 半夏…吐き気や胸のつかえ感を抑える
  • 人参…脾胃の機能を高めて全身状態を改善する
  • 茯苓…精神安定に作用。人参・大棗とともに消化機能を高める
  • 桂皮…発散作用をもち、全体の薬効を調和する
  • 生姜…嬬動を調整
  • 大棗…脾胃の機能を高めて全身状態を改善。鎮静作用
 

効能

気の巡りをよくする

 

効果のある症状

頭痛、めまい、パニック障害、耳鳴り、精神不安、動悸、のぼせ、ヒステリー、更年期障害、高血圧症、慢性腎臓病、子どもの夜泣き、動脈硬化症、便秘など

 

柴胡加竜骨牡蛎湯を含むおすすめの漢方薬

ツムラ柴胡加竜骨牡蛎湯画像 商品名 柴胡加竜牡蛎湯
販売元 ツムラ
価格 4,000円(税別)
内容量 24包
特徴 柴胡加竜牡蛎湯から抽出したエキスから作られた顆粒状の漢方薬。精神的に不安定な場合、「高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)」や「神経症」などに。
 
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