自律神経失調症の治し方のすべて

自律神経失調症を改善するために

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どうやって治療していくの?

自律神経失調症を改善するための方法を紹介します。いくつかの方法があるので、自分に合ったものを見つけてみてください。

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症を治していくには、いくつかの治療方法を取り入れていくことが多いようです。

 

自律神経のバランスをサポートする栄養成分を摂る

自律神経に作用する栄養成分を摂取することで、自律神経失調症を改善していきます。

  • ビタミンA…自律神経をコントロールして、症状を和らげる働きがある
  • ビタミンB群…神経の働きを正常に保つ作用がある
  • カルシウム…イライラを抑えて体の生理機能を調整し、精神的な安定を図る
  • アミノ酸…タンパク質合成のために必要
  • 鉄分…不足すると疲労や食欲不振につながる
  • 亜鉛…脳の神経伝達物質をつくり、不足すると精神的に不安定になることもある
  • 食物繊維…腸の働きを高めて副交感神経を優位にする作用がある
 

自律神経の乱れを整える漢方薬を使う

さまざまな効能をもつ漢方薬は、乱れた自律神経を整える作用が期待できます。

  • 桂皮…胃腸機能を調整したり免疫力を回復する
  • 四逆散…不眠症や精神不安に有効な
  • 抑肝散加陳皮半夏…精神を安定させて食欲不振や吐き気にも作用する
  • 丁子…胃腸の消化機能を促す
  • 酸棗仁湯…不眠症に効果がある
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯…不安感や不眠、イライラなどの症状に有効
  • 茴香…健胃整腸作用のある
  • 加味逍遥散…ホルモンバランスを整えたり血流をよくする

これらの漢方薬を詳しく調べましたので、自律神経失調症を根本から改善に導きたい人はチェックしてください。

→自律神経の乱れを根本から整える漢方薬

 

自律神経失調症の治療薬を使う

自律神経調整薬、抗不安薬(精神安定剤)、自律神経末梢作用薬、抗うつ剤、睡眠導入剤などの薬を使って治療する方法もあります。

はじめに、交感神経と副交感神経のバランスを整える作用のある自律神経調整薬が用いられますが、効果が得られない場合は、不安や緊張を和らげる作用のある抗不安薬が使用されます。

動悸、腹痛、吐き気、めまいなど、自律神経失調症によって生じる特定の症状に対しては自律神経末梢作用薬が、抑うつ感や不安感が強い場合には抗うつ剤が適応されます。

不眠症などの睡眠障害がある場合には、睡眠導入剤が使われることがあります。

 

病院で治療する

自律神経失調症による身体症状がある場合には、まず、その症状に応じた専門科を受診します。肩こりや腰痛なら整形外科、耳鳴りなら耳鼻科です。頭痛、腹痛、吐き気などがある場合には、内科を受診しましょう。

精神的な悩みが原因で、胃潰瘍や胃炎などの心身症状が出ている場合は心療内科不安やイライラ、抑うつなどの症状がある場合には精神科を受診するのがベストです。

病院での治療は、薬物療法がメインですが、指圧やマッサージなどの理学療法、カウンセリングなどの心理療法などを行う場合もあります。

 

自分で自律神経のバランスを調整する

漢方薬や病院での治療と併用しながらできるセルフケアもあります。

イライラや、頭痛、肩こりなどの身体症状に効果のあるツボ押し、自律神経のバランスを整えるための適度な運動、深い呼吸で副交感神経を働かせるヨガ、リラックス効果の高いアロマなどです。

人によって得られる効果も違ってくると思うので、いろいろ試したり組み合わせたりして、自分に合った方法を見つけてください。

 
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