自律神経失調症の治し方のすべて

自律神経失調症を改善するために

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生活リズムの乱れ

生活リズムが乱れてくると、自律神経の働きに支障をきたし、自律神経失調症やうつ病などを発症することがあります。

不規則な生活に心当たりがあるという方は、できる部分から改善していきましょう。

自律神経失調症は生活リズムの乱れが原因?

自律神経失調症とは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れることで起こる疾病です。

自律神経失調症にはさまざまな原因が考えられますが、その一つに生活リズムの乱れがあります。

そもそも、人間は何万年以上も”朝に起きて、夜になったら眠る“という生活を続けています。ですから、この本来の生活リズムを無視した生活をしていると、自律神経のバランスを崩す原因になってしまうのです。

なお、幼いころから不規則な生活を送っていると大人になってから自律神経失調症になりやすいとも言われています。また、子供は自律神経の発達が未熟なので自律神経失調症になりやすい状態です。お子さんのいる家庭では、子供の生活リズムにも気を付けてあげましょう。

自律神経の乱れを呼ぶ生活習慣

自律神経の働きを乱してしまう可能性のある生活習慣には、次のようなものが挙げられます。

  • 毎日寝る時間が不規則
  • 夜12時以降に寝ることが多い
  • 食事のバランスが悪い(野菜よりも肉食が多い、ミネラル不足など)
  • おやつをよく食べる(間食が多い)
  • 呼吸が浅い
  • コーヒーを1日に何杯も飲む
  • 甘いものが好き、砂糖の摂取量が多い
  • 運動習慣がない
  • 仕事が忙しくて休む暇がない
  • たばこを毎日吸う、あるいは自分は吸わないけれど周囲に喫煙者がいる
  • 湯船につからず、シャワーのみですますことが多い
  • 毎日3食とっていない
  • 食べるのが早いほうだ(あまり咀嚼していない)
  • 起床時間が毎日バラバラ
  • 仕事や家庭のことでトラブルを抱えている など

当てはまるものが多いほど、自律神経失調症になるリスクが大きくなります。

全ての習慣を一気に変えることはできないので、少しずつできる部分から改善してくように心がけましょう。

自律神経失調症にならないための生活習慣

自律神経失調症やうつ病にならないためには、生活習慣を見直すことが欠かせません。

本来の人間らしい生活リズムを意識してみると、体に良い生活習慣がわかってくると思います。

1、1日の生活リズムを作る

人間の体は、睡眠・食事・休息をしっかりとることで活動できるようにできています。自律神経の働きを1日の中でみてみると、仕事をしている昼間は交感神経が活発になり、睡眠や休養している時(夕方~深夜)は副交感神経が活発に働いていることになります。

そのため、夜更かしや不規則な食事等で生活リズムが乱れると、交感神経と副交感神経がうまく交代できなくなり、自律神経のバランスが崩れる原因となるのです。

そうならないためには、毎日の起床時間・就寝時間・1日3回の食事の時間を大体でいいので決めておくのがおすすめです。

すると、生活リズムが自然と整い、自律神経失調症を防ぐことにつながります。

2、栄養バランスのとれた食生活

栄養バランスの取れた食事は心身の健康に不可欠です。日々のストレスに負けないように、ビタミン・ミネラル・タンパク質が不足しないように心がけましょう。

特に、外食する機会が多い方は、自炊する人に比べて野菜の摂取量が少ないのでビタミン・ミネラルが不足しがちです。意識して野菜や果物、海藻類などを摂るように気を付けてみて下さい。どうしても難しいという方は、サプリメントなどを利用するのも一つの手です。

3、自分の体に合った睡眠時間を確保しよう

必要な睡眠時間というのは人によって差があります。通常、7時間は必要と言われているものの、中には5時間で十分という方もいますし、10時間くらい眠らないとスッキリしないという方もいます。

○○時間眠らなければいけない、という強迫観念はストレスの元となりますから、あまり気にし過ぎないようにしましょう。

自分の体に合った睡眠時間を確保するように心がけるだけでも十分です。

仕事のある日はそうもいかない、という方は、休日はたっぷり眠るというのでも構いません。

4、体を動かす習慣をつけよう

体の健康だけでなく、心の健康のためにも運動は欠かせません。運動嫌いな方は、毎日の通勤で1駅分歩くようにする・家事をする時は動作を大きくする・いつもより遠いスーパーへ買い物に行く、といったことでもOKです。

体を気持ちよく動かすことは血流改善やストレス解消になりますし、寝つきを良くする効果も期待できます。

よく眠れるようになると副交感神経が働きやすくなるため、自律神経失調症の予防にも◎です。

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